=大リーガー野茂ー=

文具には女の子向けのキャラクターものはたくさんあるけれど、男の子向けは少ない。「男の子向けにイチローとか野茂のキャラクター文具があると売れるのにねえ」とお店のスタッフで話していたちょうどその日のこと。中学生の男の子が「ノモの消しゴムはありませんか」と買い物に来た。「さっき、そんな話をしてたばかりだった」と思いながら、「ごめんなさい。野茂の消しゴムは発売されてないんですが・・・」と答えると、その男の子は怪訝そうな顔をして「友達が使ってるんですけど・・・」と言った。そんなはずはないと思いながら、「どんな柄の?どんな大きさ?」とかいろいろ聞いて、やっと分かりました。
トンボ「MONO」消しゴムのことでした。
=レオランドはO氏の憩いの場所=
レオランドには毎日いろんな文具メーカーさんや文具問屋さんが出入りしています。その中で、ほとんど毎日顔を出す、某問屋のO氏は、レオランドに来ると必ずまず、トイレに10分くらいしゃがむ。レオランドスタッフの間では有名で、みんなO氏を捜すときは、まずトイレを捜します。そんなにレオランドのトイレは居心地いいのかなあ。

=Gショック万引き事件=

お互いにいやな思いをする万引き。お店としては絶対に止めてほしい行為なのですが、CASIO「G−SHOCK」が大流行だった頃のある日。ちょっとした隙にガラスケースの中からGショックが15個万引きされてしまったのです。金額にして30万円強。鍵のかかったガラスケースの扉をこじ開けたようです。お店としてはGショックならぬ大ショック。すぐ警察に届けました。幸いにして犯人はその夜つかまりましたが、なんと中学生の仕業だったのです。ケースが破損したりして商品にならなかったので、親御さんに全部買い取ってもらいましたが、当時はプレミアがついて5倍10倍で売買されていた商品も含まれていました。注意不足のレオランド側にも責任があるのでしょうが、万引きはやっぱり憎むべき犯罪です。
=シーブリーズはコスモス薬局さんへ=
中学生くらいの男の子のお客様から「すいません、シーブリーズありますか。」と尋ねられました。「シーブリーズ?何?」と思いましたが、「あー、あのちょっと匂いの強い風呂上りにつけるやつか。」と思い、「すいません。それはうちではなくて、2件隣のコスモス薬局さんにありますよ。」というと、「文具屋さんにあるとおもったんですが」と怪訝そうな顔。その怪訝そうな顔が気になったので、「どうな商品ですか?」と聞くと、ノートの紙で穴がいっぱい開いたやつなんですけど・・・・・」
「お客様、ルーズリーフはお二階です。」と2F売り場へご案内しました。
=レオナルドぶんぐ館?=
レオランドは大型店舗に入るのか、市の消防局から消防訓練の案内の郵便が時々きます。その宛先がいつもレオランドではなく、「レオナルドぶんぐ館」になっているのです。前回(半年くらい前)来た時は、たまりかねて「宛先店名が間違えてますので、訂正お願いします」と消防局にFAXしました。2〜3日前半年振りにまた案内文書が届きましたが、またもや「レオナルドぶんぐ館」
今度店名を「ダビンチぶんぐ館」に変えようかしら。
=それはレオランドカードではありません=
500円ごとにスタンプを押すレオランドメンバーズカード。スタンプが1枚分たまると1000円の商品券になるのですが(詳しくはこのHPのメンバーズカードのページへ)、半数以上のお客様はお買い物の時このカードを提示されます。出されないお客様には、こちらから「レオランドカードお持ちですか?」と尋ねます。そうすると、「えーっと、確か持ってたよ。どんなのだったっけ。」「黄色い紙のカードです。」「あ、これね。」といって、出されたカードは、ちょっと見よく似た駅前の文具店デ○キ・○ポのメンバーズカード。正直少しムッとしますが、笑顔で「お客様、それはうちのじゃないんですが・・・・」というと、今度はお客様のほうがバツの悪そうな顔。このケース時々あります。レオランドカードのほうが先に始めたのに・・・・・。
=それって特技なんでしょうか=
3年ほど前にアルバイト募集をしたときのこと、某高校に通う女子高生で柔道をやっているという見るからにたくましい女の子が面接にやってきました。「それでは、履歴書をみせてください。」見た瞬間吹き出しそうになりました。趣味の欄に「柔道」、これはいいです。特技の欄には「前回り受身」と書いてありました。
=お客様〜、どこに行っちゃったんでしょう=
買い物かごにいっぱい文具をつめこんで、レジに来られたお客様。全部で2万円くらいのお買い物でした。
ご精算の段になって、「あらっ、財布を車の中に忘れてきた。すぐ取ってくるから、このままにしといて」といって店を飛び出されてから、早1年、お客様〜〜、どこに行っちゃったんですか〜〜。

=社長と専務のお買い物=

レオランドによく買い物に来る兄弟がいます。小学校低学年のお兄ちゃんと幼稚園生位の弟の兄弟です。
名前は山田君兄弟(実名・・・よくある名前だからいいでしょう(笑))です。とっても礼儀正しいです。
この兄弟の買い物がいつも渋いのです。いつも子供らしからぬ買い物です。
例えば、学校の先生が使う指示棒とか、ボールペンペン一つ買うにも、いろいろこだわりがあり、さまざまな質問をして、厳選して買っていきます。
弟の方は、いつもお兄ちゃんに従順です。お店のスタッフは弟の方を「専務」と呼んでします。当然、お兄ちゃんは「社長」です。この兄弟が買い物に来るのをスタッフはいつも心待ちにしています。

=身内の恥ずかしい話=

レオランドのスタッフには、感じはいいけど、漢字の苦手なスタッフがいます(笑)。
あるスタッフが「この店は、上って名字の人が多いですよねぇ」と言いました。
聞くと、「領収証の宛先を「上様」にしてくれとよく言われるから」だと(笑)。
「しかも、上って言う人は皆威張ってるんですよぉ〜」って、
聞くと「皆、自分のことを上様って様付けで言うんですよ」って、参った(笑)。
レオランド事件簿
 レオランドもオープンして8年目を迎えようとしています。
 この8年間、お店ではいろんな出来事(事件(ちょっと大げさ?))がありました。
 その中で是非皆さんにご紹介したい「事件」を取り上げてみました。